中禅寺とは

中禅寺とは

  中禅寺は上田市、塩田平の南方、独鈷山の麓にあります。寺伝によると創建は、今から1200年ほど前に弘法大師空海上人が巡行された時に、干魃に苦しんでいる民衆を救う為、草庵を結び雨乞いをしたのが始まりとされています。

 
  山号の龍王山は、独鈷山の支峰にあり、雨乞いの八大龍王が祀られています。しかし、度重なる火災により多くの記録が失われ、詳細は不明ですが、この地方の古刹として人々の信仰を集めてきました。

 
    境内には、国指定の重要文化財の薬師堂、薬師如来坐像、一体の木像神将立像を始め、多くの文化財が残っています。

 
    また、令和2年には日本遺産【レイラインがつなぐ「太陽と大地の聖地」~龍と生きるまち 信州上田・塩田平~】を構成する文化財として薬師堂、薬師如来坐像、木造金剛力士像が指定されました。

 
    さらに境内は、春夏秋冬、大自然に囲まれた四季折々の景色を楽しむことができ、心癒されることでしょう。

PAGE TOP